保証人こそ信用重視
本人に信用が無いから保証人をたててお金を借りる。との考えは「かなり誤った考え」と思います。一面では借り手本人を信用できないけれど、保証人は信用できるからお金を貸そうかと考えるケースがあると思います。このケースは、保証人になる人は完全に本人に代わって返済することを覚悟して保証人になります。これならば、貸し手は保証人を信用して貸すことになります。
そして、保証人は本人に対して「信用」をおくことになります。この場合の信用は単に返済能力を信用することだけにとどまらず、もっと広範にわたって「信用」の有無を判断することになると思います。本人の過去の実績を信用する。本人の人間関係を信用する。本人の仕事に対する能力を信用する。本人の将来性を信用する。本人の家族構成つまり本人の力不足を家族の誰かがカバーしてくれる家族であると考えて家族を信用すると言ったように、保証人は例え自分が代理返済する事にしても、本人の「信用」を相当程度に吟味することになります。誰も信用の置けない人の保証人にはならないということです。
観方を変えるならば、経済的返済能力の他に全人格的な観方をして「信用」を判断してくれます。このような観方をする保証人に「信用」がないとするならば全人格的に信用されない、本人にとっては致命的に厳しいものであります。しかし経済能力以外の面を観て信用してくれる幅があり、本人にとっては大いに救われることになります。
いずれにしても「信用」ということはとても重要な事で、「信用」なしで成立する世の中などあり得ないとまで言い切れるのではないでしょうか。勿論、保証人がいればお金を貸してくれるかと言えば、その保証人の信用も問われることになります。世の中、どこまで行っても「信用」は付きまとうものです。
これから述べる「キャッシング」については、これまでに述べてきた「貸借」「信用」乃至は「保証人」の事をほぼ完全に包含したものと考えています。また「信用調査会社」の出現はかつての「保証人」にほぼ等しい機能を有しているものと考えられます。つまり、直接的返済能力の他に勤務する会社の評価、勤続年数など過去の実績から将来に及ぶ信用を判断すると思われます。