キャッシングと違うクレジットカード
「クレジット」と言う言葉が聞かれるようになったのは、簡単に言えば購入代金を購入者に代わって販売会社に支払ってくれる購入方法が導入されたころからだと思います。しかも、商品を購入する時にクレジット契約をして購入する方式です。別名を「信用販売」又は「割賦販売」とも云われたと思います。
この販売方式の特徴は、販売店はクレジット会社から代金を支払ってもらえるのですから、貸倒の心配がなく販売店にとってはとても良い制度だったと思います。購入者のメリットは大抵の場合は後払いであるし、しかも分割払いで購入できましたから、購入者にとっても大いにメリットがあります。そこで購入者と販売店の間に立つ「クレジット会社」にしてみれば、手数料収入が入るのですけれど貸倒のリスクを負わなければなりません。
そこで、小額の場合ならば契約書を交わして、万が一支払いが滞った場合には販売品没収とか、不払い者リストに載せて次回以降、またはクレジット会社をしている同業にリストを開示して他店でもクレジットが利用できないペナルティを科す事を契約書に記載して、確実に支払いがなされる状況にしてクレジット制度を運用していました。
その他に契約の申込書には勤務先会社名とか勤続年数などの記載もあります。これは一種の信用調査に該当します。さらに高額商品になると、保証人記載欄もあります。このようになると本格的な信用調査です。しかし、カメラとか自転車、ステレオを購入する程度ならば保証人も比較的気軽に応じてくれました。
この制度が次第に社会に受け入れられて、いわゆる現在頻繁に見聞きする言葉である「キャッシング」のイメージの走りと思われるクレジットカードが出現し始めました。このカードを作る時には完全に信用調査がなされて、信用調査にパスした人はクレジットカードを手に出来ました。信用調査はどのようにして行われるのかは一般の利用者にはなかなか分からない事だと思います。特に秘密にされているわけでもないのでしょうが、クレジット会社固有の調査ですので購入者がクレジット契約時に、調査方法の全てを詳らかに尋ねるような事はしないのが実情と考えます。